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むくみと病気

足のむくみや顔のむくみなど女性がよく‘むくんだ’と言っています。確かに女性はむくみやすい体質です。女性ホルモンの影響や筋肉不足によりむくみを引き起こしやすい状態にあります。立ち仕事の人は足が日常的にむくみますが、男性でも外回りの多い人などはむくみは起こりやすくなります。足は顕著にむくみが現れるところで、感覚的にむくみがわかる場合と、靴が窮屈だったり靴下のゴムの痕が足首についていたり、指輪が抜けない、入らなかったりということが良くあるでしょう。ただし、むくみが起こるとき病気を表していることもああって、心臓病、腎臓病、肝臓病、高城性機能低下症などがあります。病気でむくみのことを言う場合は‘浮腫’と言われます。足のむくみの代表格の病気と言えば下肢静脈瘤です。下肢静脈瘤は特に女性に多い病気です。また、腎臓は子供でもあり、急性じん炎などが起こることがあります。むくみのチェック法は、むくみというのは一時で治るものですが、持続して一日中むくみがある、何日も続くなどではないか、最近体重が増えたなどがあるか、尿の出があまり良くないか、ちょっとした日常の動きでも息が切れるなどがあるか、などが一つの目安になります。また、日頃からむくみ予防対策を行っていると病気も見つけやすくなるでしょうから日頃のむくみはたまらないように注意しましょう。

クインケ浮腫

むくみの病気で‘クインケ浮腫’というものを知っていますか?クインケ浮腫(Quincke's edema)は、口、目の周り、手の甲などに起こるむくみで組織の深いような箇所にじんましんが起きているような状態です。痛みやかゆみなどはほとんどなく、見た目や感覚でむくみがあると感じる程度で大事には至りませんが、むくみが消化管に生じたら腹痛、気道に生じたら呼吸困難になることもあります。クインケ浮腫を発症するのは子供から大人まで幅広い年代で起こり、また、一度発症すると10年以上再発することがあります。クインケ浮腫というむくみの病気は血管神経性浮腫とも呼ばれていてドイツの内科医師クインケ氏により報告されたことからクインケ浮腫という名前になりました。クインケ浮腫はジンマシンと同じような原因で起こるもので、薬、食べ物、感染、内臓疾患、ストレスなどがあげられますがこれ、といった原因はわかっていません。クインケ浮腫を発症したらあまり触れないようにして皮膚科もしくは耳鼻咽喉科などで診てもらいましょう。クインケ浮腫の治療は、投薬治療が行われます。クインケ浮腫に似た病気は、遺伝性血管神経性浮腫があります。

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糖尿病による浮腫

糖尿病になると、たんぱく尿、血尿、高血圧、腎不全のほかむくみが見られることがあります。糖尿病が長い期間経過すると腎症になりやすく、たんぱく尿、むくみ、低たんぱく血症などが起こって慢性腎不全となるというような経過をたどります。ネフローゼ症候群の糖尿病性のものは、特徴的にむくみが強くなります。糖尿病になると腎臓の機能が低下するため腎症にかかりやすく、尿たんぱくが予兆となります。糖尿病と診断されたら食事療法、運動療法など糖尿病に対する治療を行い、血糖値が上がらないようにコントロールしないといけません。糖尿病の合併症を引き起こさないようにすることが腎症が進行しない対策でもあります。一言にいっても 食事療法にはいくつか段階があります。糖尿病と合併症の程度が関係してきます。症状や病気の進行の程度によって総カロリー、エネルギー量が異なってきます。また、塩分の量も微妙に異なってきます。腎症の進展を抑える為には塩分を控えなければなりません。程度が進んでいるほど一日の塩分量は極少なくなってきます。たんぱく尿の場合はタンパク質を制限します。むくみが強い時には水分量を制限し、腎不全状態ならカリウムも制限する必要があります。

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